池口研究室OBの星野です。 池口研究室では、配送計画問題という最適化問題に関する研究を行っていました…
あとは昨年と同じ文が続きますので、 リンクを参照してください。 池口研究室での貴重な経験はそちらに十分書かれております。
さて、じゃあ今年は何を書かせて頂きましょうという所ですが、 とりあえず、近況を交えながらこれから研究をされる皆様にアドバイスでも送らせて頂こうかと思います。
現在、私は富士ゼロックス株式会社で働いており、そろそろ2年が経過しようとしています。 仕事内容は、一言でいえばサービス開発です。 プログラミングもしますが、まずは、望まれる機能を実現するためにどういった技術を用いるべきか、 ということを考えなくてはなりません。 で、今痛感しているのが情報系知識の不足です。 周りの人が一般的に知っていることを知らない、という場面が多々あります。 技術選択するための知識が足りないわけです。 そんなわけで日々勉強しなければならない状態です。 ふと机の上の本棚を見上げてみると、Emacs、実装パターン、Perl、Java、 ソフトウェアテスト、TCP/IP、IPv6、Linuxカーネル、Strutsといった本が並んでいます… 全然読めていないままですが…
お前の愚痴なんか聞きたくねーよ、という声が聞こえてきそうですが、 私が言いたかったのは、結局、必要にならんと人はなかなか勉強できないなあ… ということです。 今必要としている情報系知識の多くは、情報システム工学科で学べたはずだよなあ、と思うわけです。 おそらく、それを学ぶべき時には漫才のネタを考えていたのでしょう… もちろん、キチンと学んでいる方は沢山いらっしゃると思います。 これはダメ学生の例でございます。
さて、上記の話を読んで頂いて、少しでも「ギクッ」とした方 (すなわち、必要にならないと勉強できんという方)、 池口研究室に入るかどうかが今後の分かれ目になるかもしれませんよ。 というのは、池口研究室には尻を叩いてくれる先生がいらっしゃり、 学ぶための環境が整っているからです。 私の場合、情報系知識は必要最低限のまま過ごしてしまった感がありますが、 研究に必要な基礎能力は大いに磨かれたと思います。 その辺の話は、昨年の紹介文をご参照ください。 やるべきこととそれができる環境が無いと、人間はなかなか伸びないものです。 特に私のようにグータラ気味の人間は…
まあ、上述のように、現在は知識的にギリギリの線で働いてると自負しておりますが、 会社での評価はさほど悪くないです。 それは池口研究室での経験が活きているためだと思っております。 言いすぎですかね?
といった感じで、今後どのように進んでいくにも、損はしない研究室だと思いますので、 是非選択肢の一つとして考えていただけたらと思います。 加えて、どの研究室に行ったとしても、自分は情報系だぞ! と胸を張って言えるくらいの勉強はしておくことをお勧めします… 以上、ダメな先輩の泣きごとでした。
社会でも生きる研究室の体験
星野 聖
池口研究室OBの星野です。 池口研究室では、配送計画問題という最適化問題に関する研究を行っていました…
あとは昨年と同じ文が続きますので、 リンクを参照してください。 池口研究室での貴重な経験はそちらに十分書かれております。
さて、じゃあ今年は何を書かせて頂きましょうという所ですが、 とりあえず、近況を交えながらこれから研究をされる皆様にアドバイスでも送らせて頂こうかと思います。
現在、私は富士ゼロックス株式会社で働いており、そろそろ2年が経過しようとしています。 仕事内容は、一言でいえばサービス開発です。 プログラミングもしますが、まずは、望まれる機能を実現するためにどういった技術を用いるべきか、 ということを考えなくてはなりません。 で、今痛感しているのが情報系知識の不足です。 周りの人が一般的に知っていることを知らない、という場面が多々あります。 技術選択するための知識が足りないわけです。 そんなわけで日々勉強しなければならない状態です。 ふと机の上の本棚を見上げてみると、Emacs、実装パターン、Perl、Java、 ソフトウェアテスト、TCP/IP、IPv6、Linuxカーネル、Strutsといった本が並んでいます… 全然読めていないままですが…
お前の愚痴なんか聞きたくねーよ、という声が聞こえてきそうですが、 私が言いたかったのは、結局、必要にならんと人はなかなか勉強できないなあ… ということです。 今必要としている情報系知識の多くは、情報システム工学科で学べたはずだよなあ、と思うわけです。 おそらく、それを学ぶべき時には漫才のネタを考えていたのでしょう… もちろん、キチンと学んでいる方は沢山いらっしゃると思います。 これはダメ学生の例でございます。
さて、上記の話を読んで頂いて、少しでも「ギクッ」とした方 (すなわち、必要にならないと勉強できんという方)、 池口研究室に入るかどうかが今後の分かれ目になるかもしれませんよ。 というのは、池口研究室には尻を叩いてくれる先生がいらっしゃり、 学ぶための環境が整っているからです。 私の場合、情報系知識は必要最低限のまま過ごしてしまった感がありますが、 研究に必要な基礎能力は大いに磨かれたと思います。 その辺の話は、昨年の紹介文をご参照ください。 やるべきこととそれができる環境が無いと、人間はなかなか伸びないものです。 特に私のようにグータラ気味の人間は…
まあ、上述のように、現在は知識的にギリギリの線で働いてると自負しておりますが、 会社での評価はさほど悪くないです。 それは池口研究室での経験が活きているためだと思っております。 言いすぎですかね?
といった感じで、今後どのように進んでいくにも、損はしない研究室だと思いますので、 是非選択肢の一つとして考えていただけたらと思います。 加えて、どの研究室に行ったとしても、自分は情報系だぞ! と胸を張って言えるくらいの勉強はしておくことをお勧めします… 以上、ダメな先輩の泣きごとでした。